基幹システム等に登録されているデータをMOTENASUにインポートする
ご使用中の基幹システムから、顧客(=リード)情報、商品情報、受注情報などをCSVファイル(またはTSVファイル)として出力することができれば、それらをMOTENASUへインポートすることができます。
顧客(=リード)情報、商品情報、受注情報とも、インポートの手順は同様です。
目次
STEP2 インポートしたい項目がMOTENASUの登録画面にない場合
(2)-1 「セグメント」を作成する
(2)-2 「カスタム項目」を作成する
STEP3 MOTENASUにインポートするデータを基幹システム等から出力する
STEP4 基幹システム等から出力したデータの項目の整理を行う
STEP6 基幹システム等から出力し、項目の整理を行ったデータをMOTENASUにインポートする
(6)-1-1 リード情報をインポートする
(6)-1-2 商品情報をインポートする
(6)-1-3 受注情報をインポートする
(6)-2 インポート状況を確認する
(6)-3 インポート内容を確認する
STEP1MOTENASUにインポートするための準備
MOTENASUにインポートできる項目は、以下の画面で確認することができます。
それぞれの登録画面にない項目については「カスタム項目」や「セグメント」として新たに追加することができます。
で確認してください。
【氏名(姓) or 氏名(名)】
で確認してください。
【商品ID(外部サイト用)*1】【商品の名前】【商品単価】
で確認してください。
【受注ID(外部サイト用)】【請求合計金額*2】【受注ステータス】【決済方法】【受注日時】【商品ID(外部サイト用)*1】【購入個数*2】【商品単価*2】
STEP2インポートしたい項目がMOTENASUの登録画面にない場合
リード情報では「セグメント」「カスタム項目」として、商品情報・受注情報では「カスタム項目」として項目を追加することができます。
リード情報では、「顧客ランク」など選択肢を選ぶ項目には「セグメント」を使用し、任意の文章や日付、数値(コメントや入会日)などリードごとに異なる情報を入力する項目には「カスタム項目」を使用します。
(2)-1 「セグメント」を作成する
選択肢を選んで絞り込むタイプの項目を登録できます。
[新規作成]ボタンをクリックします。
「セグメント登録」画面で「パラメータ名」を登録します。
「パラメータ名」は一覧に表示されますので、識別しやすい名前を登録してください。
(作成直後は画面最下部に追加されます。「ソート」部分をドラッグして任意の位置に移動します。)
「セグメント データ登録」画面で「データ」を登録します。
「データ」は選択肢になります。
例)1通目配信済み/2通目.../3通目...、開封済み/未開封、ゴールド会員/シルバー会員/ブロンズ会員...など。
入力行を増やすには[追加]ボタンをクリックします。
必要なデータを全て入力したら[登録]ボタンをクリックします。
「パラメータ名」がタイトルとして表示され、直下のテキストリンクをクリックすると登録したデータがリスト表示されます。
データを選択してリードの検索条件とします。
(2)-2 「カスタム項目」を作成する
また、リード情報でインポートしたい項目が特定の選択肢だけでは対応できない場合(「セグメント」では対応できない場合)「カスタム項目」として項目を追加してください。
(以降ではリードを例に説明します。)
一覧画面で[新規作成]ボタンをクリックし、大分類を作成します。
大分類は「リード登録」画面の上部タブ、「リード検索」画面の詳細検索、「リード詳細」画面の上部タブに表示されます。
管理しやすい名前を登録しましょう。
[新規作成]ボタンをクリックします。
「名称」は「リード検索」画面で条件を指定する際、または基幹システムから出力したファイルのインポート設定をする際などに使用します。
識別しやすい名前を登録しましょう。
「カスタム項目」の利用目的によって使用する形式は異なります。
利用目的に合った形式を選択してください。
キーボードなどで文字を入力する形式です。
テキストボックスは、文字や数字・記号などを1行登録できます。
テキストボックス(数値)は、半角数字のみ1行登録できます。
テキストエリアは、文字や数字を複数行登録できます。改行を含めることができます。
選択するとプルダウン右に「表示数」が現れます。値を増やすと、同じ項目に複数の入力欄を設置し、情報を分けて登録することができます。
複数の選択肢を登録し、その中から候補を選ぶ形式です。
リード情報をCSVインポートする際、セグメントでは「データ」を追加することが可能ですが、カスタム項目は事前に登録した選択肢から選ぶ必要があります。
選択すると選択肢入力欄が表示されますので、適宜登録してください。
日付と時間をプルダウンで選ぶ形式です。
和暦/西暦や詳細度を様々な書式から選択できます。
「検索形式」を登録します。
ここで選択した内容は「リード検索」画面に表示されます。
テキストボックス・テキストエリア
前方一致/後方一致/あいまい検索
「あいまい検索」は、検索したワードが登録されているキーワードに当てはまれば抽出される「部分一致検索」です。
例えばキーワード「たこ焼き」のとき、「たこ」と検索しても「こ焼」と検索しても「たこ焼き」と登録されているリードが抽出されます。
テキストボックス(数値)
「比較検索」のみ選択可能です。
「1 〜 10」など範囲を絞って検索することができる機能です。
日時
「比較検索」のみ選択可能です。
「〇〇年××月 〜 〇〇年△△月」など期間を絞って検索することができる機能です。
「必須」を選択すると、登録時の必須項目となります。
入力が完了したら[登録]ボタンをクリックします。
STEP3MOTENASUにインポートするデータを基幹システム等から出力する
STEP4基幹システム等から出力したデータの項目の整理を行う
例えば、出力した住所の「都道府県・市町村・番地・ビルアパート名」がひとつながりだった場合、インポートする前に「都道府県」「市町村区・番地」「ビルアパート名」と分割する必要があります。
電話番号など数値データの先頭の「0(ゼロ)」が消えたり、改行コードが含まれている場合に項目がずれる、などの可能性がありますのでご注意ください。
どの項目をどのように整理するべきかは、それぞれ「リード登録」「商品登録」「受注登録」画面を参照してください。
STEP5CSVテンプレートを作成する
基幹システム等から出力したCSVファイル*をもとにCSVテンプレートを作成します。
[新規作成]ボタンをクリックしてください。
リード情報をインポートするテンプレート作成の場合は「リード」、商品情報の場合は「商品」、受注情報の場合は「受注」を選択します。
インポートするデータがCSVファイルの場合は「カンマ区切り」、TSVファイルの場合は「タブ区切り」を選択します。
「先頭行を除く」「外部サイト用IDに文字列付与」は、データをインポートする際に反映される設定です。
この設定は、インポートを実行する際に変更することができます。
データの1行目に会員番号や氏名(姓)などの見出しが入力されている場合にチェックを入れます。
見出しがなく、1行目から実データが登録されている場合はチェックを外します。
この機能を使うと、複数の基幹システムから情報をインポートする場合などに、「リードコード(外部サイト用)」「受注ID(外部サイト用)」「商品ID(外部サイト用)」「商品連携用外部キー」に、各基幹システムごとの「接続文字列」を付与することによって、どの基幹システムから出力されたデータなのかを区別することができます。
例えば、「先頭に文字列付与」を選択し「接続文字列」に「AA」と入力してCSVファイルを読み込んだ場合、「リードコード(外部サイト用)」に関連付けた項目の値の先頭に「AA」が付加されて登録されるため、関連付けた項目の値が「1234」のとき「AA1234」と登録されます。
それぞれの項目を、MOTENASUのどの項目と関連付けるか設定していきます。
各項目ごとに、プルダウンで表示されるMOTENASUの項目を選んでください。
インポートしない項目は「該当なし」を選択します。
例えば、「会員番号」は「リードコード(外部サイト用)」、「Eメール」は「PC Eメール」といったように関連付けを行います。
作成した「セグメント」「カスタム項目」もこのプルダウンで選択できます。
全ての項目を関連付けしたら、画面最下部の[登録]ボタンをクリックします。
STEP6基幹システム等から出力し、項目の整理を行ったデータをMOTENASUにインポートする
(6)-1-1 リード情報をインポートする
インポート用に作成したCSVテンプレートを選択します。
このときテンプレート作成時に設定した「カンマ区切り/タブ区切り」「先頭行を除く」「外部サイト用IDに文字列付与」の内容が反映されます。
この画面で変更することも可能です。
[ファイルを選択]では基幹システム等から出力したCSVファイル*を選択します。
MOTENASUに登録済みのリード情報を更新する際に使用します。
「リードコード(外部サイト用)」は、会員番号にあたる項目です。
インポートするファイル内に既にMOTENASUに登録されているリードと同じ「リードコード(外部サイト用)」を持つリードがいた場合、そのリード情報で上書きします。
インポートするファイル内の項目が空欄の場合、登録済みのリード情報の項目(セグメント以外)も空欄に上書きされますのでご注意ください。
MOTENASUに登録済みのリードとインポートするファイル内のリードのメールアドレスが重複していた場合の対応を指定します。
メールアドレスが重複するリードを別リードとして登録する場合はチェックを入れてください。
チェックを入れると「LINE経由で登録した既存リードとメールアドレスが同じリードが登録された場合」プルダウンが追加表示されます。
これは、MOTENASUに登録済みのLINEユーザ(リード)のメールアドレスと、新たにインポートするリードのメールアドレスが重複する場合の対応を指定します。
【a】MOTENASUに登録済の「LINEユーザ」リード
【b】新たにインポートするリード
- LINEユーザとして登録されたリードは変更しない
同じメールアドレスであっても【a】と【b】は別のリードとして登録されます。 - CSV内で最初に一致したリードをLINEユーザとして紐づけ、既存リードはLINEユーザから外す
CSV内で最後に一致したリードをLINEユーザとして紐づけ、既存リードはLINEユーザから外す
【a】と【b】が同じメールアドレスであれば、【a】に紐づいていたLINE IDが【b】に紐づけ直され、【b】がLINEユーザとして扱えるようになります。
このとき、【a】のリードデータはMOTENASUに登録されたままですが、LINEユーザとしては扱えなくなります。CSV内で最初に一致したリードをLINEユーザとして紐づけ、既存リードはLINEユーザから外す
CSVファイル内に同じメールアドレスのリードが複数いたとき、CSVファイルの上(1行目)から順に照合し、最初にメールアドレスが一致したリードにLINE IDを紐づけ直します。CSV内で最後に一致したリードをLINEユーザとして紐づけ、既存リードはLINEユーザから外す
CSVファイル内に同じメールアドレスのリードが複数いたときCSVファイルを上(1行目)から順に照合し、最後にメールアドレスが一致したリードにLINE IDを紐づけ直します。 - CSV内で最初に一致したリードをLINEユーザとして紐づけ、既存リードは退会させる
「CSV内で最後に一致したリードをLINEユーザとして紐づけ、既存リードは退会させる」
【a】と【b】が同じメールアドレスであれば、【a】のリードデータは「退会」扱いとなり【b】のリードデータだけがMOTENASUに残ります。
このとき【a】に紐づいていたLINE IDが【b】に紐づけ直され、【b】がLINEユーザとして扱えるようになります。
インポートするファイル内に「セグメント」情報がある場合の対応を指定します。
こちらと「既存リードと「リードコード(外部サイト用)」が同じ場合に上書き更新する」の両方にチェックを入れると、インポートするファイル内の「セグメント」が空欄のとき「セグメント」に登録されている情報がリセットされます。
ステージ
「ステージ1 〜 3」に登録した項目がプルダウンで表示されます。
「ステージ」項目を選択すると、インポートするすべてのリードに対して一括付与されます。
必要がない場合は(設定無し)のままにします。
セグメント
「セグメント」として登録したパラメータ一覧が表示され、パラメータ名をクリックすると付与できる値が一覧表示されます。
値を選択すると、インポートするすべてのリードに対して一括付与されます。
必要がない場合は未設定のままにします。
地域が識別できない場合
インポートするファイル内に「性別」「地域」項目が存在しない場合や、値が正しくない場合の対応を指定します。
流入元コードが識別できない場合
インポートするリードに対し特定の流入元を指定します。
取り込み後シナリオID発動
インポートで新規登録したリードに対して実行する「シナリオ」を指定します。
「シナリオ」の「ターゲット」に設定してある抽出条件や発動タイミングに関係なく「シナリオ」に設定されているアクションを実行します。
プルダウンで「シナリオ」を選択すると「シナリオ」の発動タイミング(アクションの実行タイミング)を指定する欄が表示されますので、インポート終了後すぐ/時間を指定 から選択してください。
設定を終えたら[登録]ボタンをクリックします。
(6)-1-2 商品情報をインポートする
インポート用に作成したCSVテンプレートを選択します。
このときテンプレート作成時に設定した「カンマ区切り/タブ区切り」「先頭行を除く」「外部サイト用IDに文字列付与」の内容が反映されます。
この画面で変更することも可能です。
[ファイルを選択]では基幹システム等から出力したCSVファイル*を選択します。
MOTENASUの項目に合わせて整理したもの
MOTENASUに登録済みの「商品連携用外部キー」または「商品ID(外部サイト用)」と同一のとき、上書き更新するかどうかを指定します。
インポートする情報に更新をする場合はチェックを入れます。
チェックを入れた場合、インポートするファイル内の項目に空欄があると、登録済みの商品情報の項目も空欄になります。
チェックを入れない場合、インポートするファイル内の項目に空欄があると、商品情報が更新されずエラーになります。
設定を終えたら[登録]ボタンをクリックします。
(6)-1-3 受注情報をインポートする
インポート用に作成したCSVテンプレートを選択します。
このときテンプレート作成時に設定した「カンマ区切り/タブ区切り」「先頭行を除く」「外部サイト用IDに文字列付与」の内容が反映されます。
この画面で変更することも可能です。
[ファイルを選択]では基幹システム等から出力したCSVファイル*を選択します。
MOTENASUの項目に合わせて整理したもの
MOTENASUに登録済みの「受注ID(外部サイト用)」と同一のとき、上書き更新するかどうかを指定します。
インポートする情報に更新をする場合はチェックを入れます。
チェックを入れない場合、インポートするファイル内の項目に空欄があると、受注情報が更新されずエラーになります。
設定を終えたら[登録]ボタンをクリックします。
(6)-2 インポート状況を確認する
登録したファイルが正常にインポートされているか確認します。
「テンプレート名」と「ファイル名」を元にインポートしたファイルを確認し、「状態」欄が取り込み済且つ[エラー詳細]ボタンが出ていなければ正常です。
ボタンをクリックし、エラー内容を確認します。
エラー内容に沿って、先ほどインポートしたファイルを修正後、再度インポートしてください。
(6)-3 インポート内容を確認する
インポートした内容はそれぞれ詳細画面で確認します。
詳細画面でインポート内容が登録されていたらインポート完了です。
インポート内容の確認は2 〜 3件ピックアップして確認するとよいでしょう。