使い方ガイド

継続率分析(販売分析内)

継続率分析とは、顧客がどれだけ長い期間で購入を続けているかを分析するものです。
顧客のロイヤリティ、満足度やマーケティング施策の効果を測るために非常に重要です。
リピーターの育成や維持によりコストをかけずに安定した売上を確保するための指標となります。

継続率分析は、分析結果の表示方式(月数別または出荷回数別)と、
分析の軸を顧客、商品カテゴリ、商品のどれにするかを指定して行います。

初回購入商品名や商品IDで分析結果を絞り込む際には、以下の方法で選択肢を選びやすくすることが出来ます。
・特定の文字列を含む商品名だけを表示させる
*(半角アスター)で特定の文字列を囲む
例)*商品A*:商品名に「商品A」を含むものだけが選択肢として表示されます。
・複数の数字を含む商品IDだけを表示させる
|(半角バーティカルバー)で区切る、バーティカルバーの前後には半角スペースを付ける
例)15 | 20:15または20を含む商品IDだけが選択肢として表示されます。

なお、分析結果の絞り込みで使用する年代、性別は購入者のリード情報を参照しています。

1月数別 × 顧客別で分析した場合

検索区分=《月数別》、分析カテゴリー=《顧客別》を指定すると
初回の出荷年月(当月)を起点に「当月」「1か月後」「2か月後」・・・のように出荷月ごとに
顧客を軸にした分析を行います。

継続率(顧客別)の一覧
出荷した顧客が翌月も出荷した割合を示します。

<継続率の計算式>
継続率=当月出荷人数÷前月出荷人数

・「当月」の列
初回出荷年月(表の左端の年月)に初回出荷した人の割合。
必ず100%になる。

・「○か月後」の列
初回出荷年月(表の左端の年月)から〇か月後の出荷人数と、そのひと月前の出荷人数の比率
例1)
「1か月後」の列は「当月」と「1か月後」の出荷人数の比率を表示
当月の出荷人数が100人、1か月後の出荷人数が80人だったら80%

例2)
「2か月後」列は「1か月後」と「2か月後」の出荷人数の比率を表示
1か月後が80人、2か月後の出荷人数が60人だったら75%

残存率(顧客別)の一覧
初回出荷した顧客のうち、どのくらいの人数が出荷(購入)し続けているかの割合を表します。
<残存率の計算式>
残存率=当月出荷人数÷初回出荷人数

・「当月」の列
初回出荷年月(表の左端の年月)に初回出荷した人の割合。
必ず100%になる。

・「○か月後」の列
初回出荷年月(表の左端の年月)の出荷人数と、その〇か月後の出荷人数の比率
例1)
「1か月後」の列は「当月」と「1か月後」の出荷人数の比率を表示
当月が100人、1か月後の出荷人数が80人だったら80%

例2)
「2か月後」列は「当月」と「2か月後」の出荷人数の比率を表示
当月が100人、2か月後の出荷人数が60人だったら60%

人数(顧客別)の一覧
各月の出荷人数を表します。

・「当月」の列
初回出荷年月(表の左端の年月)の初回出荷人数。

・「○か月後」の列
初回出荷年月(表の左端の年月)の〇か月後の出荷人数。

LTV(顧客別)の一覧
初回出荷年月から1年間の継続件数、売上金額、回転数、LTVを表します。

・継続件数
初回出荷年月(表の左端の年月)に初回出荷した人の1年間の合計受注データ件数

・売上金額
初回出荷年月(表の左端の年月)に初回出荷した人の1年間の受注データの小計額の合計

・回転数
回転数は1年間の顧客1人あたりの購入回数です。
数値が大きいほど良い(1年間で買った回数が多い)と言えます。
<回転数の計算式>
回転数 = 年間注文回数 ÷ 初回出荷人数
= 継続件数   ÷ 「人数(顧客別)」一覧の「当月」列の人数

・LTV
MOTENASUのLTVは1年間の顧客1人あたりの売上金額を表します。

<LTVの計算式>
LTV = 対象となる顧客の1年間の売上金額 ÷ 初回出荷人数
= 売上金額              ÷ 「人数(顧客別)」の「当月」列の人数

2回数別 × 顧客別で分析した場合

検索区分=《回数別》、分析カテゴリー=《顧客別》を指定すると
出荷回数ごとに分析を行います。

検索区分=《回数別》、分析カテゴリー=《顧客別》を指定すると
初回の出荷を起点に「1(回目)」「2(回目)」「3(回目)」・・・のように出荷回数ごとに
顧客を軸にした分析を行います。

継続率(顧客別)の一覧
出荷した顧客が次回も出荷した割合を表します。

<継続率の計算式>
継続率=当月出荷人数÷前月出荷人数

・「1(回目)」の列
初回出荷年月(表の左端の年月)に初回出荷した人の割合。
必ず100%になる。

・「2(回目)」以降の列
初回出荷年月(表の左端の年月)の出荷を1回目とし、〇回目の出荷人数と、その1回前の出荷人数の比率
例1)
「2(回目)」の列は「1(回目)」と「2(回目)」の出荷人数の比率を表示
1回目の出荷人数が100人、2回目の出荷人数が80人だったら80%

例2)
「3(回目)」列は「2(回目)」と「3(回目)」の出荷人数の比率を表示
2回目が80人、3回目の出荷人数が60人だったら75%

残存率(顧客別)の一覧
初回出荷した顧客のうち、どのくらいの人数が出荷(購入)し続けているかの割合を表します。

<残存率の計算式>
残存率=当月出荷人数÷初回出荷人数

・「1(回目)」の列
初回出荷年月(表の左端の年月)に初回出荷した人の割合。
必ず100%になる。

・「2(回目)」以降の列
初回出荷年月(表の左端の年月)の出荷を1回目とし、1回目と〇回目の出荷人数の比率
例1)
「2(回目)」の列は「1(回目)」と「2(回目)」の出荷人数の比率を表示
1回目が100人、2回目の出荷人数が80人だったら80%

例2)
「3(回目)」列は「1(回目)」と「3(回目)」の出荷人数の比率を表示
1回目が100人、3回目の出荷人数が60人だったら60%

人数(顧客別)の一覧
各回数の出荷人数を表します。

・「1(回目)」の列
初回出荷年月(表の左端の年月)の出荷を1回目とし、その出荷人数。

・「2(回目)」以降の列
初回出荷年月(表の左端の年月)の出荷を1回目とし、〇回目の出荷人数。

LTV(顧客別)の一覧
初回出荷から12回目までの継続件数、売上金額、回転数、LTVを表します。

・継続件数
初回出荷年月(表の左端の年月)の出荷を1回目とし、1回目から12回目までの合計受注データ件数

・売上金額
初回出荷年月(表の左端の年月)の出荷を1回目とし、1回目から12回目までの受注データの小計額の合計

・回転数
回転数は一般的には1年間の顧客1人あたりの購入回数ですが、
《回数別》で分析した場合は出荷1回目から12回目までの顧客1人あたりの購入回数を表します。
数値が大きいほど良い(12回目までの間に買った回数が多い)と言えます。
<回転数の計算式>
回転数 = 出荷12回目までの注文回数 ÷ 初回出荷人数
= 継続件数 ÷ 「人数(顧客別)」一覧の「1(回目)」列の人数

・LTV
《回数別》で分析した場合のLTVは出荷12回目までの顧客1人あたりの売上金額を表します。

<LTVの計算式>
LTV = 対象となる顧客の出荷12回目までのの売上金額 ÷ 初回出荷人数
= 売上金額  ÷ 「人数(顧客別)」の「1(回目)」列の人数