継続率分析
▼継続率分析
継続率分析は、顧客の継続購入率と平均顧客生涯価値(LTV)を統合的に分析するシステムです。初回購入から各期間経過後の継続購入状況を詳細に把握できます。
各指標は期間・商品・流入元等の条件により動的に変化し、リアルタイムで顧客の継続性を把握できます。
データは日次で更新され、主要指標のみ1時間間隔でリアルタイム更新されます。
データは日次で自動更新されます。複数の絞り込み条件を組み合わせて詳細分析が可能です。
1絞り込み・フィルター設定
初回出荷日
分析対象となる顧客の初回出荷日範囲を指定します。
期間指定 | 年-月-日形式 | 開始日から終了日までの任意の日付範囲を指定可能 |
分析対象 | 初回購入者 | 指定期間内に初回購入を行った顧客が対象 |
初回出荷日を基準にコホート分析を実施します。
商品種別
初回購入商品の種別で絞り込みます。
選択方式 | 単一選択 | 商品種別を一つ選択して分析対象を絞り込み |
対象商品 | 初回購入商品 | 顧客が最初に購入した商品の種別で判定 |
商品種別により継続率の特性が異なるため、比較分析に有効です。
商品カテゴリ名
初回購入商品のカテゴリで絞り込みます。
検索方式 | 部分一致 | 入力されたキーワードを含むカテゴリを検索 |
対象商品 | 初回購入商品 | 顧客が最初に購入した商品のカテゴリで判定 |
カテゴリ名の一部を入力することで該当するカテゴリを絞り込めます。
初回購入商品名
初回に購入された具体的な商品名で絞り込みます。
検索方式 | 部分一致 | 入力されたキーワードを含む商品名を検索 |
対象商品 | 初回購入商品 | 顧客が最初に購入した商品名で判定 |
商品名の一部を入力することで該当する商品を絞り込めます。
初回流入元コード
顧客の初回流入元(広告コード)で絞り込みます。
選択方式 | 単一選択 | 流入元コードを一つ選択して分析対象を絞り込み |
判定基準 | 初回購入時 | 顧客の最初の購入時の流入元で判定 |
流入元別の継続率差異を分析して、効果的な獲得チャネルを特定できます。
リードコード
特定のリード(顧客)コードで絞り込みます。
入力方式 | カンマ区切り | 複数のリードコードをカンマで区切って入力可能 |
分析対象 | 指定顧客 | 入力されたリードコードに該当する顧客のみ分析 |
特定顧客の継続購入パターンを詳細分析する際に使用します。
2主要指標サマリー
LTV(平均顧客生涯価値)
分析対象顧客の平均生涯価値を表示します。
計算式 | 初回購入額 + (1ヶ月継続率×1ヶ月平均購入額) + (2ヶ月継続率×2ヶ月平均購入額) + ... + (24ヶ月継続率×24ヶ月平均購入額) | |
対象期間 | 初回〜24ヶ月後 | 初回購入から24ヶ月間の購入行動を基に算出 |
各期間の継続率と平均購入額の積を累積して算出されます。絞り込み条件に応じて動的に計算されます。
平均継続率(各期間)
1ヶ月、2ヶ月、3ヶ月、6ヶ月、12ヶ月後の平均継続率を表示します。
計算式 | N ヶ月後継続率(%) = (N ヶ月後に購入した顧客数 ÷ 初回購入顧客総数) × 100 | |
継続定義 | 該当月での購入実施 | 初回購入からちょうどN ヶ月後に購入を行った場合に継続とみなす |
表示単位 | パーセント(%) | 小数点第1位まで表示 |
各期間での継続購入状況をパーセンテージで把握できます。継続率は累積ではなく、各期間単体での購入率を表示します。
3コホート継続率分析
初回出荷月別継続率分析テーブル
初回出荷月をコホートとした継続率の詳細分析を表示します。
初回出荷月 | コホート基準 | 顧客の初回購入月でグループ化 |
継続期間 | 初月〜24ヶ月後 | 初月、1ヶ月後、2ヶ月後、3ヶ月後、6ヶ月後、12ヶ月後、24ヶ月後 |
平均LTV | コホート別LTV | 各コホートの計算された平均顧客生涯価値 |
ソート機能 | 初回出荷月降順 | 最新の月から過去に向かって表示 |
各月のコホート別に継続率パターンを比較分析できます。初月は常に100%として表示されます。
4データエクスポート機能
データ保存機能
分析結果を外部ファイルとして保存できます。
操作方法 | グラフ上で右クリック | グラフまたはテーブル上で右クリックメニューを表示 |
保存形式 | CSV / Excel / Google スプレッドシート | 3種類の形式から選択可能 |
現在の絞り込み条件が適用された状態のデータが保存されます。
データ活用
エクスポートしたデータの活用方法です。
CSV形式 | 汎用データ | 他のツールでのさらなる分析に活用 |
Excel形式 | 表計算 | Excelでの詳細計算やグラフ作成 |
Google スプレッドシート | クラウド共有 | チーム内でのデータ共有と共同分析 |
用途に応じて最適な保存形式を選択してください。