チャネル配信でLINEを配信する
ここでは、チャネル配信の仕組みを使ってメッセージを配信する方法をお伝えします。配信の大まかな流れは下記になります。
1.ターゲットを抽出する(リード検索)
2.配信タイミングを設定する
3.配信文面を作成する
4.配信設定を行う
の4ステップになります。「1.ターゲットを抽出する(リード検索)」と「2.配信タイミングを設定する」については、4つのメディアについて共通ですので「こちら」でご説明をしております。
ここでは、「3.配信文面を作成する」「4.配信設定を行う」の説明を致します。
1.配信する文面を設定する
LINE配信を行うときは「LINE配信」欄にチェックを入れます。
1-1LINE送信アカウントを設定する
MOTENASUに複数のLINEアカウントを連携させている場合は、必ず「いずれかのアカウント」以外を選択してください。
「いずれかのアカウント」を選択した場合、LINEアカウント一覧画面に登録されているLINEアカウントを上から順に照合していき、最初にお友だち登録済みが一致したLINEアカウントで配信されます。
1-2メッセージを作成する
作成するメッセージの種類によりご参照ください。
①「テキスト」を作成する
①-1 LINEメッセージ内に氏名など配信対象ごとの個別情報を表示させる
①-2 LINEでクーポンを配信する
② LINEで画像を送信する
③ LINEでリンク付き画像を送信する
④ LINEでリッチメッセージを送信する
⑤ LINEで動画を送信する
⑥ LINEで音声を送信する
⑦ LINEでスタンプを送信する
⑧ LINEで地図を送信する
⑨ LINEでカルーセルを送信する
メッセージを入力したら[登録]ボタンをクリックします。それぞれの設定方法が異なるので上配信したいメッセージ作成方法をご確認ください。
①「テキスト」を作成する
1つのテキストメッセージは最大9000バイトまで登録可能であり、日本語の場合は1文字2バイトとして計算されます。絵文字を使用する場合は、入力欄の右上にあるニコニコマークをクリックし、選択することができます。
①-1 LINEメッセージ内に氏名など配信対象ごとの個別情報を表示させる
「独自タグ」をメールに挿入することで、配信する相手の「氏名」など、MOTENASUに登録されたリードごとの個別情報をメッセージに表示させることができます。
LINE用テンプレート登録画面にて、右側「独自タグ」欄をクリックして「独自タグ」一覧を表示させ、使用したいタグ名をクリックするとそのタグがコピーされますので「HTML」「テキスト」欄の配置したい箇所にペーストしてください。実際に配信すると、タグ部分にリードごとの登録情報に応じた内容が表示されます。
①-2 LINEでクーポンを配信する
MOTENASUでは実店舗で使用できるクーポンを作成し、作成したクーポンをMOTENASUから配信することができます。参照:クーポン
MOTENASUで作成したクーポンを配信するには、画面右側のクーポン欄から使用するクーポンの名称をクリックします。埋め込みコードがコピーされますので、「HTML」または「テキスト」欄の表示させたい部分にペーストします。クーポンのURLにリードを識別するパラメータ([[LOGINKEY]])が付与された状態で表示されます。クーポンは事前に作成しておく必要があります。
② LINEで画像を送信する
画像メッセージを送信する際は、「画像」タブを選択します。画像を送信する方法は以下の2種類があります。
・MOTENASU上に画像をアップロードして送信
・外部サーバーにアップロードした画像のURLを指定して送信
まずは、MOTENASU上に画像をアップロードして送信する方法をご説明します。「アップロード式」タブで「ファイルをここにドラッグ&ドロップしてください」枠内にパソコン内の画像をドラッグアンドドロップします。
※登録可能な画像のファイル形式は jpg, jpeg, png、ファイルサイズは10MB、画像の幅は1040pxまでとなります。
次に外部サーバーにアップロードした画像のURLを指定して送信する方法のご説明になります。
「入力式」タブで「画像コンテンツURL」に表示させたい画像のURLを入力します。「プレビュー用URL」はLINE通知画面(スマホのロック画面)に表示されるプレビュー画像のURLを設定します。
「画像コンテンツURL」に登録した画像と同じ画像を使用する場合は「画像コンテンツURLと同じURLを利用する」にチェックを入れ、「プレビュー用URL」は空欄のままにしてください。
③ LINEでリンク付き画像を送信する
「画像(リンク付き)」は、画像にリンク先を設定してLINE送信する際に使用します。
まず、送信する画像をMOTENASUにアップロードします。「ファイルをここにドラッグ&ドロップしてください」枠内にパソコン内の画像をドラッグアンドドロップします。
「リンク先URL」に、画像をタップした際の遷移先URLを入力します。リンクのクリック数を計測したい場合、「URLが含まれる場合、短縮URLに変換する」にチェックを入れます。これにより配信時にURLが短縮変換されます。
④ LINEでリッチメッセージを送信する
リッチメッセージは、画像とテキストを組み合わせて情報を分かりやすく伝える際に使用します。画像をタップすることで、特定のURLへ誘導したり、ユーザーからLINE公式アカウントへメッセージを送信させるといったアクションを設定することも可能です。
まず、MOTENASUのリッチメッセージ作成画面で、パソコンから使用する画像をアップロードします。画像は事前に準備し、**jpg, jpeg, png形式のファイル(最大10MB)**を使用してください。
次に、アップロードした画像を分割し、それぞれのエリアにアクションを設定します。最大6分割まで設定可能で、たとえば2分割を選択すると2つのアクションを設定できるようになります。
アクションには、以下の3種類があります。
・「URLを開く」
「URLを入力してください」欄に遷移先URLを設定すると、リッチメッセージを受け取ったユーザーが画像をタップした際に、指定のURLに遷移させることができます。遷移先URLとして、MOTENASUで作成したクーポンのURLを登録することもできます。
・「LINEメッセージを送る」
「メッセージを入力してください」欄にメッセージを登録すると、リッチメッセージを受け取ったユーザーが画像をタップした際に、ユーザーから公式LINE宛に登録したメッセージが送信されます。
・「未設定」:タップしても何も動作しない設定。
さらに、代替テキストを入力すると、トーク一覧画面での見出しとして表示されます。興味を引く文言を設定すると、クリック率向上につながります。
なお、LINEの仕様上、リッチメッセージには送信者名は表示されません。そのため、「送信者」欄の設定は不要です。
⑤ LINEで動画を送信する
LINEで動画を送信する場合、**mp4形式(最大10MB)**のファイルを使用します。送信する動画は事前にパソコンに保存し、MOTENASUの動画アップロード枠にドラッグ&ドロップして登録します。
⑥ LINEで音声を送信する
LINEで音声ファイルを送信する場合、**m4a形式(最大10MB)**のファイルを使用できます。送信する音声ファイルは事前にパソコンに保存し、MOTENASUの音声アップロード枠にドラッグ&ドロップして登録します。
送信者名を表示させたい場合は、「送信者」欄で設定できます。特に設定しない場合は、トーク画面には送信者名は表示されません。
⑦ LINEでスタンプを送信する
「スタンプ」は、LINEでスタンプを送信する際に使用します。「スタンプ」を選択するとスタンプの一覧が表示されますので、使用したいスタンプを選択してください。赤枠がついているものが選択されている状態です。
⑧ LINEで地図を送信する
「位置情報」は、お店やイベント会場などの地図をLINEで送信する際に使用します。「位置情報」を選択すると、「住所・地名検索」欄が表示されるので地図として表示させたい場所の住所を入力し、「検索・地図表示」ボタンをクリックします。できるだけ詳細な住所を入力して検索してください。
検索した住所の地図が表示されますので、その下の各欄に「タイトル」「住所」を入力します。「タイトル」は店舗名や会場名など、その場所を表す文言を入力します。「住所」は地図とともにメッセージ欄に表示される住所になります。「住所・地名検索」欄に入力した住所が反映されますが、それだけでは情報として不十分な場合などに追加することができます。
⑨ LINEでカルーセルを送信する
「カルーセル」は、複数のカラムオブジェクトをユーザーがスクロールして閲覧できる形式で送信する際に使用します。各カラムオブジェクトには、ボタンのほかに画像、タイトル、テキストを設定することができます。カルーセルについては「LINE カルーセルメッセージ」をご参照ください。
プルダウンから作成済みのカルーセルを選択します。
2.セグメントを付与する
配信と同時に「セグメント」を付与または変更するには、「セグメント」欄にて付与する「セグメント」を指定します。「セグメント」欄のテキストリンクをクリックすると登録されている「データ」が表示されるので、クリックしてセグメントを選択します。
3.チャネル配信を実行する
メッセージの文面などを登録した後、最下部の[処理実行]ボタンをクリックすると「リード一括設定完了」画面が表示され配信設定が完了します。
・「実行タイミング:今すぐ」を選択:すぐに配信処理が開始されます。
・「実行タイミング:予約」を選択:「予約」時間になると配信処理が行われます。