使い方ガイド MOTENASU

短縮URLの注意事項

メールを配信する際にMOTENASUでは短縮URLをセットすることができます。短縮URLをセットすることで、お客様に表示されるURLを短くしたり、クリック数をカウントできるメリットがあります。

一方で、短縮URLの機能に一部制限がございますので、下記よりご確認をお願いします。

①オプトアウトタグの活用

MOTENASUの機能である「オプトアウトタグ[[OPTOUT_URL]](配信停止URL)」と「 MSO条件(条件付きコメント)」の2つについては、短縮URLに変換されません。

※MSO条件(条件付きコメント)とは、Microsoft Office(Outlook Desktop)専用の条件付き処理です。
Outlook Desktop は標準の HTML レンダリングエンジンではなく、Microsoft Word のエンジンを使用しているため、HTML の解釈が他のメールクライアントと異なります。特に、外部リンク(短縮URLを含む)が MSO 内で処理された場合、リンクが正常に認識されない、またはクリック時に意図したページに遷移しないケースが確認されています。

さらに、短縮URLはスパム判定のリスクを高める要因の一つです。多くのスパムメールで短縮URLが悪用されているため、Outlook Desktop のセキュリティフィルタは警告を出したり、リンクを無効化する場合があります。

そのため、短縮URLが MSO 条件内で使用されると:

**リンクが正常に動作しない**(クリック無効またはエラーが発生)
**スパム判定されやすい**(フィッシングや詐欺リンクと誤認される)
**クリック計測が正しく行われない**(追跡が失敗する)

これらの理由から、MSO条件内の <a> タグは短縮URLに変換しない仕様となっています。

②HTMLメールの場合、aタグによるテキストリンクのみ短縮URLに変換されます。

 
URLが直接文中に記載された場合は変換されません
※ Outlook Web版、Gmail、Yahoo、iCloud では短縮URLが正常に動作します。
 
 

③テキストメールの場合、URLが直接文中に記載された場合でも短縮URLに変換されます。

 
Outlook (Desktop) のみ短縮URLの警告が発生する場合があります。
短縮URLへのアクセス後、表示されるページの内容は元のURLと同一です。
配信したURLは26文字の短縮URLに変換されます。なお、元のURLの長さや構造に関わらず、固定の長さで短縮されます。

まとめ