使い方ガイド

リード情報に合わせて異なるメッセージを表示する(マルチタグ)

はじめに

リードの属性を基に、顧客一人ひとりに合った文章を自動抽出し、最適なメッセージを配信するには《マルチタグ》を使用します。

《マルチタグ》は、リードの属性を条件とし、その条件に当てはまるコンテンツ(文章や画像など)を1つのタグで切り替えることが出来る機能です。
《マルチタグ》は、MOTENASUから配信する場合のみ有効となります。

STEP1《マルチタグ》を作成する

管理画面メニュー《メディア》>《マルチタグ》>《マルチタグ一覧》画面>左上《新規作成》をクリックします。

《マルチタグ登録》画面が表示されるので、《名前》を登録します。
《名前》は《マルチタグ一覧》画面の《名前》欄に表示されます。
分かりやすい名前を登録しましょう。
《独自タグ》欄には、配信するメッセージ内に貼りつけるタグの名称を半角英数字で入力します。
空欄でも登録可能です。その場合は自動で数字が割り振られます。
登録した《独自タグ》は、《マルチタグ一覧》画面の《独自タグ》欄に反映されます。

入力をしたら《登録》をクリックします。
これでコンテンツを保存するための箱が作成されました。

《マルチタグコンテンツ一覧》画面が表示されるので、《新規作成》をクリックし、コンテンツを作成します。
《マルチタグコンテンツ登録》画面が表示されるので、コンテンツを表示させるための条件を登録します。
《名前》にはコンテンツの名前を入力します。
入力した《名前》は《マルチタグコンテンツ一覧》に表示されますので、区別しやすい名前を登録してください。
《独自タグ》欄は、作成するコンテンツのタグの名前を半角英数字で入力します。
空欄でも登録可能です。その場合は自動で数字が割り振られます。
登録する《独自タグ》は、《マルチタグコンテンツ一覧》画面の《独自タグ》欄に反映されます。
次に、《条件》を登録します。
《条件》には、作成するコンテンツを表示させるリードの属性などを登録します。
《条件》の《アクセス》は、《匿名顧客》機能を使用している場合のみ利用することができます。
《匿名顧客》機能とは、MOTENASUの計測タグを埋め込んだウェブページにアクセスしたリードのアクセス状況を計測できる機能です。
《匿名顧客》については「(リンク)」を参照ください。
他にも、《ステージ》、《フリーセグメント》(=《セグメント》)、《カスタム項目(リード)》、「購入した商品」、《測定コード》などを条件として指定することが出来ます。

《ステージ》とは、顧客情報に付与されるステータスのようなものです。
《ステージ》については「リンク」を参照ください。

《フリーセグメント》(=《セグメント》)とは、リード情報に付与される属性なようなものです。
《セグメント》については「リンク」を参照ください。
《フリーセグメント》欄の青字の《パラメータ名》をクリックすると、登録されている《セグメント》名が表示されます。
クリックして使用したいセグメントを指定してください。
複数の《セグメント》を選択する場合は、パソコンの「Control」キー(MACの場合は「Command」キー)を押しながらクリックしてください。
《登録》をクリックすると《セグメント》が指定された状態となります。
《セグメント》の指定を解除したい時は、《リセット》ボタンをクリックします。
《カスタム項目(リード)》は自由に追加することができるリード情報の項目です。
《カスタム項目(リード)》については「リンク」を参照ください。

《カスタム項目(リード)》を条件として使用するには、検索方法と検索値を指定します。

検索方法の指定は、プルダウンにて《絞り込む》《前方一致》《設定有り》《設定無し》のいずれかを選択します。
《絞り込む》を選択した場合は、指定した検索値をもっているリードが対象になります。
《前方一致》は《カスタム項目(リード)》が《テキストエリア》形式または《テキストボックス》形式の場合に選択できます。
指定した文字列で始まる値を持っているリードが対象になります。
《設定有り》を選択した場合は、内容を問わず何かしらの値をもっているリードが対象になります。
《設定無し》を選択した場合は、値をもっていないリードが対象になります。
※《使用しない》はその《カスタム項目(リード)》を検索条件として使用しません。

検索値は、検索方法のプルダウンの右隣の欄に値を入力してください。
※検索方法のプルダウンを《設定無し》にした場合は、検索値の入力は不要です。

《条件》を登録したら、《コンテンツ》欄を登録します。
《コンテンツ》欄に登録した内容は《条件》に当てはまるリードに対して表示されます。
テキスト文だけでなく、HTMLコードの登録も可能です。
《マルチタグコンテンツ登録》画面上部の《独自タグ》も《コンテンツ》欄に登録することが出来ます。
この《独自タグ》は、配信する相手の「氏名」など、配信相手に応じて違う内容を表示させたい場合に使用します。
《独自タグ》欄をクリックすると、《基本情報タグ》が表示されるます。
使用したいタグ名をクリックすると、そのタグがコピーされますので《コンテンツ》内の入れたい箇所に「ペースト」してください。
《プレビュー》をクリックすると、《コンテンツ》欄に登録した内容が表示されます。
こちらでデザインを確認しながら《コンテンツ》欄を登録してください。
《登録》をクリックすると、《マルチタグコンテンツ登録完了》画面が表示されるので、
《マルチタグコンテンツ一覧へ戻る》をクリックします。
《マルチタグコンテンツ一覧》画面が表示され、登録した《マルチタグコンテンツ》が表示されます。
出し分けするコンテンツを、同様の手順で新規登録をしてください。
必要なコンテンツを全て登録したら、《コンテンツ設定》画面の《オプション》欄を設定します。
こちらは、複数の 《マルチタグコンテンツ》の条件にリードがマッチした場合、どの《マルチタグコンテンツ》を表示させるかを指定します。
MOTENASUはどのコンテンツを表示させるかの条件のチェックを、《マルチタグコンテンツ一覧》の上から順番に行います。

最初に条件にあてはまった《マルチタグコンテンツ》を表示させる場合は《ソートで最初にマッチしたコンテンツを表示》を選択します。
最後に条件があてはまった《マルチタグコンテンツ》を表示させる場合は《ソートで最後にマッチしたコンテンツを表示》を選択します。
条件があてはまった《マルチタグコンテンツ》のうち、どれを表示させても良いという場合は《ランダムで表示》を選択します。

コンテンツの順番は、登録したコンテンツの《ソート》欄をドラッグアンドドロップすることにより変更可能です。

《オプション》を選択したら、《登録》をクリックし、《マルチタグ》の作成は完了です。

STEP2作成した《マルチタグ》を配信する

作成したマルチタグはMOTENASUから配信するメルマガ・LINE・SMS・郵送DMに設置し使用することができます。
MOTENASUから配信を行う際は、事前に配信メッセージの《テンプレート》を作成することを推奨しております。
《テンプレート》については「(リンク)」を参照ください。

配信メッセージのテンプレートで《マルチタグ》を使用する場合は、《テンプレート》登録画面の《独自タグ》内の《マルチタグ》から
使用したいマルチタグをクリックします。
タグがコピーされるので、表示させたい位置に貼りつけてください。
※郵送DMでの設置方法は、「リンク」を参照ください。

《マルチタグ》には、《表示用》と《URL》の2種類のタグがあります。
表示される方法が異なりますので使用シーンによって使い分けてください。
《表示用》を使用した場合、マルチタグを挿入した部分に《コンテンツ》の内容が直接表示されます。
《URL》を使用した場合、マルチタグを挿入した部分にURLが表示されます。
URLをクリックすると、ブラウザ上で《コンテンツ》の内容が表示されます。